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青山繁晴議員によると、当初は衆参合わせて約17人の自民党議員が「LGBT法案採決時に造反するぞ」との決意を固めていたようなのですが、派閥の幹部・後援会長・支援団体・地元からの反対と説得工作に遭い、結局は殆どの議員が決意を翻し賛成起立に回ってしまったとのこと。
そして最後まで頑強に説得を拒絶し続けた青山議員に対して、党首脳陣の一人は「法案は修正によって懸念が殆ど払拭されているのに、なぜ反対するのですか?修正の努力を無にするのですか?」と畳みかけ、「党で正式に決まった方針に反対するのは大変なことですよ」と青山議員を睨みつけたそうです。
その意味するところは、処分が来るぞ、将来が無くなるぞ、という紛れもない脅迫そのもの。自民党幹部は本当に性根が腐り切っています!この幹部とはやはり自民党参議院幹事長である世耕氏のことでしょうか?
(実際、大手メディアでも、参議院本会議の採決時に棄権退席した3議員について、ある自民党幹部が「厳正に処分する」と語ったことが報じられています。安倍元総理が凶弾に倒れてまだ一年足らずだというのに、世耕氏、萩生田氏、稲田氏ら安倍派議員と「安倍元総理の遺志を継ぐ」と語っていた岸田総理の安倍元総理への度を越した裏切りと変節ぶりの酷さには驚き呆れるばかりです!)
いずれにせよ、党執行部の意にそぐわないから処分(除名or党員資格停止or役職停止or公認取り消し?)するぞと脅すやり方は、先日日本共産党が党の改革を訴えた党員を除名処分にしたことと本質的に何も変わらない独裁体質そのものであり、「自由民主党」の名を穢す、あるまじき暴挙です!
そして自民党執行部には、党員獲得数2年連続断トツ一位に輝いた青山議員こそが、党内で最も多く有権者の「民意」を背負い、「有権者の声」を代弁する方であることを絶対に忘れないで頂きたいです!
そもそもこのLGBT法案は自民党部会で反対多数の中、雛壇に一任取り付けが強行され、民主主義を破壊する形で政調会、総務会で強引に了承された法案で、全く正当性に欠けていて、青山議員らが民主主義に反するこの法案に反対することこそが真っ当なのであり、それに対して党幹部が「処分するぞ」と権力を笠に着て脅しつけるとは全くもって倒錯した話であり、本来であればこの悪法を無理やり通した自民党執行部、そして何よりそれを指示した私利私欲の権化たる岸田総理こそが、民主主義を破壊した罪で自民党を除名処分になるべき(そして議員辞職すべき)話なのです。
青山議員が仰るように、青山議員とともに志を最後まで貫き通し、LGBT法案採決時に堂々と棄権退席された和田政宗議員は後援会も後援会長も支援団体もあり、菅グループにも属していて、大変な圧力がかかる中での信念に基づく行動だったと拝察します。その和田政宗議員は自らの心情を吐露して次のように語っています。
「LGBT法案採決時の退席は、数多くの国民の声、自民党員の声、自民党支持者の声を受け止めた結果です。国民のこと、そして、自民党のことを考え行動いたしました。」
立派ですね。国益を真剣に考え、有権者の声に謙虚に、真摯に耳を傾ける。これぞ国会議員の真のあるべき姿ではありませんか!
そして、青山議員は今後の方針について次のように語り、可決成立してしまったLGBT法の廃案に向けて戦い続ける覚悟を力強く表明されています。
「成立したLGBT法は修正されたからと言って懸念は払拭されていない。肝心な部分を英語(ジェンダーアイデンティティ)で表現するという新しい問題がむしろ生じている。LGBT法を施行して、何事も問題が起きないということはほぼあり得ない。いったん成立した法律を改正したり、その法律を無くしたりするのも立法府の務めだ。」
青山議員の決意と覚悟、頼もしい限りですね。
(実際問題、稲田朋美氏は「同性婚は国民的な議論をすべき課題だ。このLGBT理解増進法は同性婚の議論の土台、インフラだ」とまで述べ、この法律を乱用し同性婚の合法化を実現しようとする野心を微塵も隠そうとしていません。こうした稲田氏ら反日極左勢力の邪悪な企みに対して、一刻も早く対策を打たないと日本解体が現実のものとなってしまいかねない大変危険な状況です。)
造反すれば党からの厳しい処分が待ち受けていると知りながら、難しい立場の中、あくまで滅私奉公の精神で反対の姿勢を貫いた青山繁晴議員、和田政宗議員、高鳥修一議員、杉田水脈議員、山東昭子議員に対しては、改めて心からの敬意と感謝の意を表するとともに、これからも力強く応援の声を上げてお支えしていこうと、私自身、固く決意しているところです。
皆様も、LGBT法案造反議員への処分を検討している卑劣で陰険な自民党執行部に対して、ともに抗議の声を上げ、青山議員達への援護射撃をして頂けましたら幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。