プラハとウィーンの取材旅行 part1

ヨーロッパ
↓当blogは人気ブログランキングに参加しています!クリックして頂くと順位が上がります。応援よろしくお願い致しますm(__)m

皆さん、お忙しい中、ブログを見に来ていただき、ありがとうございます。
とても感謝しています。

皆さんからいただいたメッセージの中に、
「今回の小説には、ミステリーの要素はないのですか」
というような質問が少なからずあったので、お答えさせていただきます。

ズバリ、ミステリーの要素あります

・・・といっても、従来の「ミステリー小説」の枠は逸脱していて、
型にはまったパターンで書き上げたわけではありません。

正直言って、ジャンルの面では、既存の概念をぶち破ってしまいました

ミステリーなのか、歴史なのか、恋愛なのか、ファンタジーなのか、
小説において、ジャンルを決めることが、今の出版界では常識です。

それにもかかわらず・・・
「ジャンルは定めていません。しいて言えば、『歴史・ミステリー・ファンタジー・ロマン』です」
と、頭を下げながらも、その部分はどうしても譲れなかった私は、
せっかくご紹介いただいた、とある出版社をこちらからお断りするという、
失礼であり得ない状況にまで至ってしまったほどでした。

あの時は、さすがに、自分に対して「バカな奴だな」と、うんざりする気持ちもありましたが、
その一方で、「こういう新ジャンルを好む読者は必ずいるはず」という妙な自信もあり、
作品を良いものにすることに、全エネルギーを注ごうと気持ちを切り替えました。

やはり、信念を貫いた先には、光明が差すものなのでしょうか。
その後、日新報道の遠藤留治社長との出会いが待っていたわけです。

出会いの時に、私は、遠藤社長の目の前で、
小説のクライマックスの章を、一人芝居のように大きな声で音読しました。
きっと、そんな人初めてだったと思います。

内心、驚かれていたでしょうが、聞いてくださるうちに、
「うん」、「うん」と、何度も相づちを打ってくださり、
私が読み終えた後は、
「なかなか、いいね」
と、笑ってくださいました。

その後、全原稿を読んでくださった後の感想は、
「読み応えのある個所が、幾つもあったよ」
というもので、ジャンルのことなどには一切触れられず、
「これでいこう!」と言ってくださいました。

遠藤社長には、もう、ひたすら、感謝 感謝 です。

そして、今回のブログのタイトルの件なのですが、
モーツァルトとマイケルの身に起きた真実が知りたいという一心で、
居ても立っても居られない気持ちで、
3年前、チェコのプラハと、オーストリアのウィーンに取材旅行にも行ってきました。

特に、プラハは、
モーツァルトが実際に弾いたオルガンが残っている教会があったり、
マイケルが、「ヒストリー・ツアー」の開始の地に選んだ街だったりして、
以前から、私の心を魅了する場所でした。

もの書き目線でも、フランツ・カフカの家や、錬金術師たちが住んでいた「黄金の小路」など、
心惹かれるものが沢山ありましたし・・・。

プラハで、まず頭を打ったことは、
あたりまえと言えばあたりまえですが、
基本的に、チェコ語しか通用しないということでした。

土地の方たちは、英語を耳にした途端、
「わからない」と逃げるような反応を示されるので、
しっかりチェコ語を勉強しておくべきだったと、とても悔やんだものでした。

プラハ中央駅では、わかりにくいところに地下鉄の入り口があり、
見つけ出すまで一苦労しましたが、
なんとか電車に乗って、ホテルのあるプラハ市街に降り立つと、
「わぁー!」
映画「アマデウス」で観た、あの夢のようなおとぎの国の風景が、
目の前に広がっていて、
あまりの感動で、棒立ちになってしまいました。

次からは、少しずつ、プラハやウィーンでの出来事も綴っていきたいと思います。

ランキングに参加しています。クリックをよろしくお願いいたします。

小説家 ブログランキングへ

タイトルとURLをコピーしました