シン・ゴジラと海上自衛隊バンドフェスティバル

先日、映画「シン・ゴジラ」を観てきました。

スピード感あふれるストーリー展開で、
情報量は多いけれど、
焦点が、「国を思う気持ち」に絞られているから、意外とわかりやすく、楽しめました。

ゴジラが登場するシーンの、鷺巣詩郎さんの曲も、ポップでかっこよかったです

自衛隊の兵器も沢山出てきましたが、
私の目を釘づけにしたのは、
海上自衛隊の護衛艦でした。

実は、去年の10月、自衛隊の観艦式にともなって、
横須賀で、艦艇が一般公開されたのですが、
その際、私も、「てるづき」などの艦内を歩いてまわったので、
スクリーンに映る護衛艦の雄姿を見たときには、とても親近感を覚えました。

観艦式のイベントの一つとして、
全国の海上自衛隊の音楽隊が横須賀に集結するという、
前代未聞のバンドフェスティバルも、横須賀芸術劇場で開催されました。

私も観に行きましたが、
大湊、舞鶴、佐世保、呉、東京、横須賀と、全国六つの音楽隊が、
それぞれ地域の特色を出した素晴らしい演奏を披露してくれました。

ふだんは、彼ら全員（男女を問わず）が、
海上自衛官として、
国を守るために、
音楽以外の業務もなさっておられます。

彼らには、心から感謝したいです。

そういえば、
バンドフェスティバルが開催された頃に、
米軍の空母ロナルド・レーガンの一般公開も行われました。

メディアでは一切報道されませんでしたが、
あの日、横須賀の三笠公園とその周辺は、
全国各地から集まった数万人もの人々で、
ごった返していました。

私も、朝から張り切って出かけましたが、
午前10時の開門１時間前には、
すでに、海沿いの三笠公園から、１キロ以上先のJR横須賀駅近くまで、
長蛇の列ができていて、呆然としてしまいました

三笠公園への最終入門時間は午後１時と聞いていたのに、
午前10時の時点で、満員のため入門できないことが確定してしまいました

ロナルド・レーガンが見られなかったのは残念ですが、
多くの国民が、国防について、こんなにも真剣に考えているのか、と、
心強い気持ちになったものでした

バンドフェスティバルも、非常に盛り上がり、
各地の音楽隊の演奏が終わった最後に、
六つの音楽隊全ての隊員がステージに集まり、
全員で、　「われは海の子2015～海の歌によるファンタジー」という曲を披露してくださいました。
（リンク先動画の１２分23秒～）

やはり、日本人の心の故郷は、美しい海ですよね・・・