皆さん、ブログを見に来ていただき、ありがとうございます。一昨日11月9日に、ドナルド・トランプ氏が、アメリカの次期大統領に当選しましたが、マイケル・ジャクソンが「ファーザー」と慕い、彼に多額の資金援助をし、親子の契りも結んでいた武道総本庁総裁の朝堂院大覚さんは、半年以上も前から、自らが主催するJRPテレビジョンの中で、弁護士の和田聖仁先生やベンジャミン・フルフォードさんらと共に、トランプ氏の当選を予測していました。
私は、約五年前、マイケルのことを取材していたとき、朝堂院さんと知り合いました。マイケルは、「大国や先進国だけが、(核兵器を飛ばしたりするために)宇宙を支配しているのはおかしい。宇宙は、みんなのものだ」という朝堂院さんの見解に、とても賛同していたといいます。
朝堂院さんの理念は、まさに、武士道精神そのもので、「弱い立場の人を助けたい」という信念で生きていらっしゃいます。「社会的地位や財産や学歴などでは、一切、人を判断しない。信じるのは、自分の直感だけ」とおっしゃっています。
「武家が政治をすれば民は潤うが、町人が政治をするとお金儲けに走って民が苦しむ。今の日本の政治家は、町人ばかりだからダメだ! 私利私欲のないサムライが武士道精神で政治を行う必要がある」とおっしゃる朝堂院さんの話には、とても説得力があります。
マイケルも、朝堂院さんから武士道を学び、空手の名誉五段を授かり、「ファーザーは、筋金入りの愛国者ですね!」と、目を丸くして朝堂院さんのことを見つめつつも、素直に敬い、心を割って様々な悩みを相談したといいます。
マイケル(左)と朝堂院大覚氏(右)
朝堂院さんは、若い頃、「ナミレイ」という冷凍機の工場を経営して、年商180億円まで業績を伸ばしました。財力と人脈を得た朝堂院さんに、政界の大物たち(後藤田正晴さんや石原慎太郎さん,小池百合子さんなど)が、内々に相談をもちかけてこられるようになりました。
尖閣諸島に灯台を建てたのも、朝堂院さんが率先して石原慎太郎さんらと共に行ったことでした。
いつしか、政界と裏社会とをつなぐ「フィクサー」と呼ばれるようになった朝堂院さんは、PLOのアラファト議長など海外の要人たちとのパイプもあったため、金銭面で苦しんでいたマイケル・ジャクソンも、人づてに彼のことを聞き知り、自ら面会を希望したのでした。実際、朝堂院さんは、マイケルに億単位の資金援助をし、最後まで借金の取り立てをしなかった数少ないビジネスパートナーの内の一人でした。
私に日新報道を紹介してくださったのも、朝堂院さんです。マイケルの死に疑問を感じる私に、だれよりも理解を示し、共に親身に考えてくださったのは、朝堂院さんでした。やはり、マイケルと魂で結ばれた父子だっただけに、マイケルを失った喪失感が大きかったようです。
政治や経済の問題、世界情勢などについても、私のどんな些細な疑問にも耳を傾け、真剣に考え、答えてくださいました。この世界が、表社会だけではなく裏社会もセットで成り立っていることを熟知されている朝堂院さんのお話から、私も多くのことを学ばせていただきました。今回、私の小説が出版されることになったときも、自分のことのように喜んでくださった朝堂院さんには、とても感謝しています。
先日、朝堂院さんと、日新報道の遠藤社長と、私との三人で食事をしていたとき、「トランプ氏がアメリカの大統領になれば、大資本家たちが牛耳る世界の不平等なシステムが正され、日本が真の独立国家になれる可能性もある。グローバル社会を唱える前に、まずは、自国の・・・日本の、苦しんでいる人たちが救われる世の中になってほしい」というような話で盛り上がりました。
戦争をなくすために・・・戦争を絶対にしないようにするために・・・日本が自主独立・自主防衛できて初めて、アメリカやその他の世界の国々とも、対等で堂々とした関係を築けると思うので、トランプ氏が大統領になったことを、私も前向きに捉えたいと思っています。
トランプ氏も、自分の国を大事にできないようでは世界のことも大事にできないと思われていたのでしょう。自国の弱者を救いたいという想いが、苦しんでいるアメリカ国民の心に届いたように感じます。実際、彼は、アメリカ国民の民意で当選したのですし・・・。
大統領になった勝利宣言で、「これまで見捨てられてきた男性や女性が見捨てられなくなる」、「全ての国と協調していきたい」と言われたトランプ氏に、大いに期待したいです。
ドナルド・トランプ氏(左)とマイケル(右)
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