皆さん、ブログを見に来ていただき、ありがとうございます。気がつけば、もう6月。青果店にはスイカが並び、魚屋には鮎も顔を見せるようになりました。「夏は間近」と言いたいところですが、その前に、梅雨の季節がやってきます。近所の公園のあじさいの花も、少しずつ大きくなり、色づいてきているところです。まだ朝晩冷える日も多いので、皆さん、体調を崩されないようになさってください。
さて、先月25日、JRPテレビジョンの収録をしてきました。スタジオに入ると、和田先生(四国から)、奈良幸一郎さん(コスタリカから)、橘さん、ベンジャミンさん等がそろっていて、「オールキャストだね」と、だれからともなく笑い出し、和やかに待ち時間を過ごしました。
数週間ぶりにベンジャミンさんとも再会し、収録の前後に二人で色々と話をしました。彼はこんなことを言っていました。
「ぼくは、討論でいくら激しく意見を戦わせても、終わったら、反対意見の人ともハグし合えるほど仲良くしたいと思っているんだ。一切、根にも持たない。・・・ただ、日本は戦争に負けたから、中国の下に組み込まれるのは仕方ない面もあると思っている。・・・でも、あなたが日本を大事に思う気持ちはわかるよ。ぼくだって日本のことは好きだし。・・・『尖閣諸島を日本が守った方がいい』って、ぼくも言ったでしょう。・・・それに、ぼくのファンの人たちの意見は、ぼくの意見とは違うから、そこのところも誤解しないで」
ベンジャミンさんは、つくづく欧米人だな、と感じました。欧米では学校で「ディベート」の授業があって、違う意見の人たちが2グループに分かれて、それぞれ自分の主張を論理的に訴えていく訓練をするといいます。激しいやり取りを展開しても、それはあくまでも法則にしたがった合理的な討論なので、終われば、普通にみんな仲良くできるというのです。
日本は違いますね。そもそも、型にはまった「ディベート」の授業なんてありませんし、生活の中の全ての物事が(法律でさえ)、合理的とは程遠い感情的な発想で築かれているように感じられます。
日本社会では、よく、「偉い人に任せておけばいい」とか、「偉い人に従うべきだ」などという意見を聞くことがあります。
ですが、ネットが普及し、人々が情報を得て真実を知るにつれ、「偉い人って誰ですか」、「俗にいう偉い人(官僚や学者や政治家?)って、ほんとうに偉いのですか」という素朴な疑問と怒りが、若者を中心とするネット社会ではあふれかえるようになりました。
テレビや新聞などの大手マスコミが、いくら情報を統制して大衆を思うがままに導こうとしても、たとえば選挙結果では国民の真の意思が反映される(今なら、自民党支持者が多い)というような事実が浮き彫りになるのです。
若い世代を中心とする国民はみんな、不正や利権のはびこる偉い人たちの世界(反日左翼思想)に辟易しているからです。
ベンジャミンさんは根が陽気な人で、収録の合間にも、急に「おもしろい顔」をしたりジョークをささやいたりして、私をよく笑わせてくれます。
朝堂院総裁も、一見、怖いように思われがちですが、気を許した仲間には心のこもった気配りをされる方です。
太っ腹な性格や世界を見渡せる視野の広さなど共通点も多い総裁とベンジャミンさんは、やはり、根っこのところで理解しあえる腐れ縁なのだと思います。何度も喧嘩して決裂しては、また仲直りすることを繰り返しているのは、その証拠でしょう。
そんな総裁とベンジャミンさんが、私の話に誠実に耳を傾けてくださっていることには、素直に感謝しています。私が武士道精神を大事にして生きていること、日本人の尊厳を取り戻し日本を真の独立国にしたいと思っていることなどを、総裁もベンジャミンさんも、よく理解してくださっているので、私の中にある愛国心だけは、二人とも疑っていないようです。
それに、私たちは三人とも(それぞれ政治的意見は違うのですが)、ある意味で、命がけで生きているので、自己保身ばかり考えて適当な言動をとっている人とは違い、それぞれが互いのことを信用し認め合っているようなところがあります。
特に、私と総裁は、マイケル・ジャクソンに引き合わされていますので、出会った当初から、サムライ同志のような信頼感が自然と生じました。
ベンジャミンさんからは、「あなたが、こうしてぼくとJRPのテレビに出ることになったのも(世の中へ向かって訴えているのも)、天の導きでしょうね」とも言われました。
そういうわけで、JRPでの白熱したディベートが、今後も続くような予感です・・・。
ところで、話題を変えますが、先日(5月26日)、国会の参議院議員会館で開かれた「アジアの平和と人権に関する国際シンポジウム」に参加してきました。
呉竹(くれたけ)会アジアフォーラムが主催するその国際シンポジウムでは、中国(漢民族)に支配されているバロチスタン、ウイグル、南モンゴル等の出身者たちが一堂に会し、中国による抑圧の現状を生々しく語ってくださいました。
想像を超える恐ろしい話の連続で、思い出しても身の毛がよだちますが、日本にも無関係とはいえない話なので、特に、ウイグルの実態を例にとって伝えてみようと思います。
日本ウイグル連盟のトゥール・ムハメット氏の報告によりますと、中国は、この68年間ずっと、ウイグル人の民族浄化を続けているのだそうです。少数民族であるウイグル人を中国人(漢民族)に同化させ、全てのウイグル人を消してしまいたい。ウイグルの土地も全て奪い、中国のものにしたい。そんな野心が中国にはあるのだといいます。
核実験や生物実験による虐殺、人口侵略による支配等、あらゆる手段で民族浄化が進められている現状で、幼稚園から大学を通してウイグルでは、中国語教育が徹底されているそうです。ウイグル語は禁止されていて、仮に、ウイグル人が中国語を勉強しても、公務員や会社員として雇われることはないのだといいます。
イスラム教に対する強い制限も続いているようですが、それだけではありません。中華文化への強制同化に抵抗した人には、容赦ない弾圧と殺戮が続いていて、現時点で、中国の刑務所に収監されているウイグル人は10万人いるといわれています。
そんな状況の中で、特に、2000年から始められた政策に、注目する必要があります。
それは、
ウイグル人の適齢期の未婚女性全てを中国本土へ連れて行き、そこで就職させて、中国人男性と結婚させるという政策です。
当然、残されたウイグル人男性も、結婚相手(ウイグル人の女性)が見つからないので、やはり、中国本土へ移住させ、中国人女性と結婚させます。そうして、ウイグル人を明確に消滅させていくというのです。
実際、これまでに、30万人~50万人のウイグル人の女性が中国へ強制連行され、500万人~800万人のウイグル人が削減されたといいます。
更に、不可思議なことに、ウイグル人女性へのその不当な政策が始められたのと同じ頃から、中国では、臓器移植の件数が激増しているのだそうです。
通常、臓器移植の待機期間は、カナダで2555日、アメリカで1825日、イギリスでも1095日となっているところ、中国では、わずか15日で、早ければ数日以内に手術できるケースもあるようです。
臓器移植手術の件数も、世界的に見て飛びぬけて多く、認可されている146病院で、年間6~7万件の手術が行われているといいます。無認可の病院約700ヶ所を加えると、実に10万件もの手術が行われていると分析されているのです。ちなみに、分析は、カナダの弁護士、デービッド・マタス氏や、カナダの元アジア太平洋州担当大臣のデービッド・キルガー氏等によるものです。
中国政府は、手術用の臓器の出どころの9割以上が「死刑囚から」と公表していますが、実際、中国の死刑囚は、毎年2000人前後しかおらず、仮に正規の手術件数が7万だとしても、数字的には全く辻褄が合いません。
アジアの各地で不正に人が売り買いされている実情もあるといいますが、中国の刑務所に収監されているウイグル人等が、臓器移植の商品となって、患者(臓器移植を望む裕福な患者)に品定めされ、選ばれたら殺されて臓器を取られる、という実態も浮き彫りになってきています。
日本も、全国で水資源が中国に買われたり、土地もたくさん中国人に買われたりしています。尖閣諸島は日常的に中国に領海・領空侵犯されています。沖縄の米軍基地移転反対運動にも、交通費などの手当をもらって集まった県外の人たち(左翼)が少なからずいるといいます。
日本の人口30万人以上のすべての都市に、中国はミサイル(核ミサイルを含む)を向けているのも現実です。
ですから、知らないうちに、じわじわと日本が中国に支配されていかないよう、すでに中国に侵略されて中国の一部に組み込まれてしまったウイグルなどの話を教訓にして、日米同盟の枠の中で、国を守るためにできることは何でもしていかなければならないと思います。
言うまでもありませんが、日本は中国のように侵略など絶対にしません。あくまでも、主権国家として当たり前の自主独立・自主防衛ができるよう、憲法9条を改正して自衛隊を憲法に明記し、島しょ防衛を強化したり、軍需産業などあらゆる国内産業を興していく必要があります。
そんなようなことも含めて、JRPの動画で色々と語っていますので、お時間のある時に見ていただけたらありがたいです。
「在日朝鮮人 戦後の三国人から就職差別までの歴史と現在の在日特権とは」
(2017/5/25)
「組織犯罪処罰法の必要性と改正案を推し進める建前と真の目的」
(2017/5/25)
「中国の臓器ビジネスに、不当に逮捕されたウイグル族の臓器?」
(2017/6/2)
ガン治療の現状と実態とアフリカ無人計画のため人為的に作られたエイズ」
(2017/6/1)
「水沢美架の中国で死刑囚の臓器が臓器移植に使用されている。発言について」
(2017/6/2)
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